外伝感想~ファジルさんかっこいいよまじファジル~ ひだまりポット

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[edit]
2011年07月25日

外伝感想~ファジルさんかっこいいよまじファジル~

ファジルさんがかっこよすぎて夏…!(`・ω・´)


なくらいファジルフィーバーしております。えりにーすですどうも!


い、いやあああファジルさん…!
よ、予想以上に…!まさかここまでとは…!すっげえええええ

oumiさんの描かれるキャラの中でも、一番”すごい”と感じたキャラかもしれない…!
リタントの父は伊達じゃなかった…!
こういう、リタントの父みたいな、すごい肩書きをした人を、その通り、いやそれ以上に”すごい”キャラとして描けるoumiさんもすごい。

作中ではすごいすごいと周りから言われまくってAGEAGE描写ばっかなのに、行動とかがいまいち追いついてないキャラとかよくいるからな……



えーっと、でも、、、あの、、たぶん、、、ですが、、、


ファジルさんって、嫌われてるよね…(´・ω・`)?たぶん。どうだろう。そうでもない?


いや、もしそうだった場合でも、まぁ、、、仕方ないよな……なとこも大いにあるので分かるのですけど。



この外伝、ファジル、ネセレ、イルアノと3視点で(+リーくんもか)
で織り成されていますが、

やっぱり感情移入しやすいのは、
レハト様みたいに、いきなり連れてこられてネセレさんであり、
語り手のイルアノさんであり、
リーくんであると思うのですよね


で、その子達から見たら、ファジルさんて超恐怖の権化☆(精一杯恐怖を和らげようと☆つけてみた)

的だし、そしたら、まあ、ファジルさんてやってることといい、言ってることといい、かなり残酷なことは事実だから、
受け入れがたいのもやむ無しだよな……と




ただ、

この外伝はファジルさんの視点でも話がすすむとこもあり、
決して、ファジルさんがただの恐怖の権化ではない……

私の言葉でいえば最ネガティブではない……

ところもあるので、

ちょっと私はファジルさん視点での感想を書こうかなーと。




…まあ、単に、私がファジルさんまじかっこいい!超ぱねぇ!やっほい!しびれるぜ!(`・ω・´)!とか思ってるから、そういう感想になっただけとも言う…!


ってことで続きからー









***


□誰のための時間

やっぱりファジルさんは、印持ちが王になる……ということを、がっちり固めるために、

”印持ちは他の人とは違う”


ということを、刷り込ませるようにしているのだろうなと。


ネセレさんがまだ出てきていない時は、
次の印持ちがでないなら、それはそれでいい…な考えでしたが、
出たとなれば話は別だ!と即効切り替えて、そのために何をしなければならないか分かっている。



確かに、新しい印持ちがでたのにその子を王にしないとなると、
ファジルさん自身が作った法に背くことになるし、
それだと、反対勢力から何言われるか分からないし。


だからといって、平民からいきなり印持ちが!そしてその子が王に!となると、

え…っ自分達と同じ平民から王…?
あれ、じゃあ王って誰でもなれるの…?
自分達とあの子と何が違うのさー

とか民から思われそうで、それすっごい危険。


だからこそ、早めに養子にするのが結構大事だったのではないか……ってのは前に書きましたが、
ちょっと分かり難い書き方になっていたので捕捉すると、


つまり、平民から印持ちが出たとしても、その子を即効保護して、教育することで、

あぁ、あんな小さい頃から王様から見初められて、しかもそんな時期から王の教育も受けている、
 ”やっぱり王は自分達とは違う”

っていう事が、刷り込みやすい……と思うのですよね。

両親のこともで、

両親との関係を密にすればするほど、
平民=王であることが、感じられてしまって、
平民の親は普通なのに、そこから王がでるってどういうこと…?と思われすぎると危ういかなと。
だからこその、強硬な親との引き剥がしだったのかなーとか思ったりしたり。



ここらへんが、”印持ちを王にする”という遺言だけのふわふわしたものに、”がっつりとした権威性を作る”

上で大事なことかなーと。

何よりも、血筋なんて後ろ盾がないネセレさんにこそ、必要なこと。



この、”印持ちは普通の人間とは違う”
が、後々には悲しいことにも繋がりはするので、私はこの辺を嫌っていたのですが、、、

でも、この時代はそれが必要だったんだな、と思えたことが外伝でのすごい収穫でした。
こういうことが、必要なときだってある…!


後々に出てきますが、このリタント、ちょっとかなり情勢不安定。


”印持ちを王に”ってシステムだけでも、すごく安定感のないシステムのに、
(世襲制じゃないから、印持ちがなくなったら、王がいなくなるし、
印持ちさえゲットできれば、権力貰ったようなものだから、いつ、どこに、なんどき権力が生まれるか予想できない。

しかも、まだファジル、ネセレあたりの時代だったら、まーだーシステム書き換えが十二分に可能そうであるところが怖い。

だからこそ、よりこのシステムを”がっつり””しっかり”植えつけるって大事だったんだろうなぁと……



□後継者


ネセレさん絶賛反抗期。
…がこの感想はファジル感想なので、その辺は置いとくとして。


ここでノイラントさんとの代替わりのことが描写されています。


てか壁もまだ完成しておらず、うっかりしていたら、また隣国に攻められるか分からない不安定な情勢のときに、
自陣営の利益ばかりむさぼってる場合かーーーー(`□´)ノ


そんな人達にとっては、
ファジルさんて、まじ正義の鉄槌を下す人だったのだろうな…
そして、成人して間もない子に、そんな大役押し付けてるんだよな……ぶるっ


「もはや雌雄は決した。敬愛するルラントに倣い、いさぎよく次代に席を譲られるが良かろう


おぉー超かっこいいな(’’*成人してこの貫禄ですか、、、

もうその時点で、この人の子ども時代が眼に見えるようですが(、、


>だが彼は、己が定めた故に、その規則を破るつもりはなかった。

やべえ、ちょうかっこいい(’’*



ファジルさんの言うとおり、
自分の施策を全て実行したいのなら、、、いくらでも譲位を遅らせる事も可能だったのですよね。
ネセレさんの出自的にも、反対する者もいないでしょう。

でも、この人が一番優先しているのは、己が定めたこと、つまりは王が決めた法、
つまりはこの国のシステム。



この辺も”ちょっとした綻び”になるわけで、そこを最優先に回避しているファジルさんまじぶれない。

独善とか言われていますが、
この人、自分のやりたい事<国 なんですよね。
はてさてどっちが……と思わないこともない。



しっかし、、、
ほんとにリタントって危うかったのだなぁと……

まだ壁も建っていないということは、あっちが攻めてくる可能性も0じゃないし。


なのにリタントは、不満満載で、内部分裂気味。
これ内ゲバおこるぞ一歩前。


それを気取られて、あっちに攻められリタント滅亡コースも十分ありえたわけで……


そんな不安定な情勢に、壁を完成させて、異種族と完璧に分断し、
かつ、領地の整備をし直して、ある程度の不満を解消、かつ王権の地盤を築きあげる……ファジルさんこれだけでもすごい立派すぎる。

リタントが今リタントしてあれるのは、ファジルさんのお陰じゃないか…!
と真面目に思うくらい。



そして、その後の、ネセレたんとの会話ですが……
正直ここですここ。
一番痺れたのはここです。


王とは国だ。国の形が王の形だ


この言葉を聞いたときに、

あぁ、だからファジルさんは自らの手でネセレ両親を殺したのか…!

と痺れました。



普通、次代の王の誘拐未遂なんて大罪、
どんだけ温情そそいでも、見せしめ公開処刑が関の山じゃない…(、、?と思っていたのですよね。
タナッセさん殺害Aみたく。

許しでもしたら誘拐誘発→内乱フラグとかたちそうだし……お父さん!!(違



でも、それをファジルさん自らが、あんな所で手をくだす……


それは、
すべての憎しみを”己”に集約するためか…!と

つまり、あれを普通の手段で、公開処刑にした場合、

ネセレたんは、国を恨むよね、

自分をこんな目にあわせ、両親をも殺したこの”リタント”という国を恨まざるをえないよね……と

そんな子が王になる未来なんて想像するだけでおっそろしい



でも、あそこで”王”であるファジルさんが手をくだすことで、

国への憎悪を王への憎悪へスライドできるのか…!



そして、王とは国だ!
国=王としちゃうことで、


国という大きな概念ではなく、王という1個人に、恨みも憎しみも全てを集約しちゃうところが……っ


憎かったら、王を打倒すればいい。
それだけで国は変えられる。
しかも、ネセレにはその権利すらある。



「己の思うように国を造れぬのは王ではない。それはただ単に玉座に座っているだけの者だ。故、玉座などさっさと次の者にくれてやればいい。残る形を作った王はいつまでも王であり続けるだろう」



この人、
あと5年じゃ自分が思い描いた各種の施策を全て実行できる時間ではないなーとか思ってるくせに、こういう事言っちゃうところがまじ痺れるのですけど(´∩ω∩`*



つまりぶっちゃけると、
施策全部実行できない=自分の思う通りに国を作れてない=自分も本当のところは王じゃない
ってことですよねこれ…w
だからこそ、”さっさと次の者にくれてやればいい”




 玉座に就く王は取り替えられる存在で構わないのだ。ルラントは去り、ノイラントは追われた。それでも国はなくならない。これからも印を持つ者が出続けるのならば、さっさと受け渡していけばいいだけだ。
 与えられた時間に何も成せぬ者は、いくら引き延ばそうとも成せぬままであり続けるだろう。



ちょ!wファジル!w

さっき国=王だ!とか言っていたくせに、
王がいなくなっても、国はなくらないーとか言っちゃってるとこにまじ痺れるのですけど(´∩ω∩`



そして、与えられた時間に何も為せぬ者は……


こちらも自分への言葉でしょうが、
結局定められた時間の中で成し遂げれなかったことは、
己の限界として諦めていることが、、、つまりは、自分が王でないことを認めていることが、、、なんという潔よさよ…!!

これは自分が、その定められた時間の中で役割を果たす歯車の1つでしかないことをわかっているからこその言葉だよなと……




こういうところ見ると、この人は逆に”王”にこだわっていないのが分かる。

そして、それは同時に、自分の存在すら、大したものじゃないということ、、、取替え可能な、代替可能なものとして見ている。


王以外には、特別なものとして見せ、権威性をアピールしてるのに、
だが、その王自身は、本当は王なんて、大したものではないのを知っている……。



「あと五年だ。お主もろくでもないもの以外になる算段でもつけておくといい」



この言葉もぐっときます。
この人は、王にならなければならない運命が、逃れられないことを分かっている人なんですよね……

自分だって、今までなぜ自分が?とか思わないことはなかったと思うのですよ。

外伝の
>つまり、あれこそが己の本性だということだ。ただ自分には逃げ出す場所がなかっただけに過ぎないのだ。

>「何が神の証だ」

なところを見るに。
十分に自分の人生呪ってる。

でも、それは逃れられない運命で、それを放り出すことほど無責任なことはないことも分かっている。
(ほんとにどうにかしたかったら、まず王になって国からかえろ!


実際、印持ちが王権放棄したら大変ですよね(;´ヮ`)まず、どうやって王を決める?ってことになるし
確実に内乱が起こるし。
印持ちいるのにほっといたら、え、じゃあ今までの印持ち王はなんだったの…?ってことになるし
色々と綻びがぼろぼろ


だからこそ、逃れられない運命共同者の先輩であるからこそ、
ろくでもないもの以外になれよ……とネセレたんに言ってあげるわけで……。

なんだかすごく切ない



「なら、お前の残した全てを取り除いてやる。お前がいたことなんて、みんな忘れてしまうように」
 ファジルはそれを受けてにやりと笑う。
「そうか。ならば、楽しみにしておこう」


ここで、にやりと笑える貫禄…!!


残る形を作った王はいつまでも王……とか言っていますが、
じゃあこの人は残りたいの…?というとなんだか微妙な感じで。

特に、王になんてなりたかった人じゃないんだし。
王という立場にずーっとしがみつきたい欲も全然ないし。
そもそも、自分も、ほんとのところは王と思っていないんだし。


自分の作ってきたものが、不必要と判断されたら、ぶち崩されることにも、この人は戸惑わない気がするんですよね。

”さっさと受け渡していけばいい”ですし

どんどん循環させることこそを、良しとしている感じ。



この人の、王という権威をがっつり固めても、権力自体は滞らないように循環させる…という所は、このあとにさらに出てくるのですけど……


そして、”王なんてろくでもないもの”なネセレさんが、
たとえ、自分を打倒する!って目標だけでも持てたことが、

この人は単純に嬉しいんじゃないかなーと。

だからこその、にやり。
かっこいいです。

(つづくよ)
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